理事長あいさつ

 

2008年9月の米国金融危機に端を発し、世界経済が混乱に巻き込まれている状況下にあ

って、我が国でも大企業を始めとして、これまでにない打撃を受けています。地方の企業・

組織においても景気が悪化し深刻な状況になっております。その中で、日本の活性化には

大企業ばかりではなく中堅・中小企業の経営革新が不可欠であると考えられます。又、そ

の実現に向けては、理解し易く取り組み易いガイドブックが必要と思い「経営革新アセスメ

ント基準書」の作成に力を注いで参りました。既に多くの方たちに知られている通り、「経営

革新によって卓越した経営を実現するための教科書」と言われており経営革新のフレーム

ワークとして全世界60数カ国で活用されている“マルコム・ボルドリッジ”米国国家品質賞(

通称:MB賞)」を利用することで、競争力のある日本的経営を目指すと共に評価尺度として

広く活用されている基本的概念を参考とする一方で、日本の底力ともいうべき伝統によって

培われた独自の強みにも目を向けて、中堅・中小企業の方々にも取り組み易いガイドブック

として完成致しました。このガイドブックは、自社のあるべき姿に対する革新を、どのように

始めたらよいか、この先どのように取り組んで行けばよいのかについて、様々な角度から

診断して適切な提言を行うことによって、経営革新を加速し、より効果的に行なうための「

気付き」を持っていただくことを目的に作られています。 まず手はじめに、本ガイドブックを

活用して自社の現状を把握すると共に、業界や地域で最も優れた企業を目指した第一歩を

踏み出されることを期待しています。

経営革新審査支援機構 理事長  棚橋 祐治